マネーセミナー開催で可能になること

では、実際に保険営業パーソンがマネーセミナーを開催した場面を例に5つご紹介します。

1.関心がある人と会える

マネーセミナーでは、「つかうお金」「ふやすお金」「まもるお金」などマネープランの話、また、ライフプランに合わせた将来の課題や、保障、医療、年金などをテーマに話します。これらに興味がある方は、現状になんとなく不安があり、保険の加入や見直しニーズがあります。
そして、ほとんどの参加者は将来への金銭的な不安を持っています。つまり、マネーセミナーには、保険営業パーソンのお客さまになる可能性が高い方が参加するということです。
このプロセスのポイントはスタート地点での集客になります。営業パーソンがお客さまのところに行くのではなく、お客さまに来ていただくことになります。セミナー参加者は話を聞いて、講師に相談したいという気持ちになるので、自発的に個別相談に申し込みます。

2.紹介営業だけでは「会うことがなかった人」と会える

マネーセミナーを開催すると保険営業パーソンの見込み顧客の層を広げることにつながります。例えば、開催する際、参加者を女性に限定します。女性だけを集めてマネーセミナーを行うと、地域や環境等にもよって差はありますが、様々なご家庭の方が集まるため、実は社長の奥様や富裕層のセレブママがいたりする場合もあります。つまり、ご家庭の状況が講師の想定外の場合もあるのです。

3.「プレッシャーを与えずにマネーに関する話」ができる

多くの参加者に対して一度に話ができるため、1対1では聞きたくない保険の話でも1対多数では聞くことに抵抗はなく聞いてもらえます。
講師側もある一定の割合で、個別相談する方が目論見できるので、そのゆとりある気持ちがマネーセミナーをプレッシャーがないものにします。マネーや保険の話であっても、「知っていそうで知らない話」などを盛り込み、しっかりとしたストーリーで楽しく講師が話せば、参加しているお客さま側も、興味深く、真剣に聞いてくれます。

4.見込客を教育できる

保険に加入するとき、何も知識がない人は、保険に対して不安や若干の嫌悪感すら抱いています。納得した加入方法とは言えないのです。ですが、セミナーでしっかり基本を理解して自分が納得して、自ら希望して加入してくれるので、とてもスムーズにノンストレスで契約手続きができます。

5.ターゲットを限定できる

参加している人は自分が興味ある内容でないと満足しません。講師をしていて困ることは、参加者が、いろいろな世代で、業種もバラバラの場合です。逆に会社員だけ、税理士だけ、経営者だけ、など参加者層が同じ場合はとてもやりやすいのです。 マネーセミナーの場合は、ママだけ、働く女性だけ、起業している女性だけ、経営者の奥さまだけなどが話しやすいのです。男性はコツコツとためるお金や保険に興味がないので、マネーセミナーではターゲットにはしません。このようにマネーセミナーでは、ターゲットを決めて行うことが出来るのです。

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