「法人保険の決定権者である社長と会って何を話せばいいか分からない」
「社長が喰いつくコンテンツ、ノウハウ、情報を仕入れたい」
そんな保険営業パーソンのための「社長アプローチコンテンツ講座」
今回の第8号のテーマは助成金です。
助成金は、要件を満たせば必ずもらえるため、興味を持っている社長や会社の経営者はとても多いです。
一方で、そもそもどんな助成金があるのか分からない、どの助成金なら自分の会社の条件に合うのか分からないため、助成金の申請をしたことがない、申請したものの受給まで至らなかったという会社も多くあります。
「私は助成金については詳しいです。」
と中小企業の経営者やオーナーに伝えてみてください。
「今度、助成金のことを教えてよ。」
となる確率が高いです。
助成金のことを全く知らない保険営業パーソンも詳しく理解できるよう、助成金とは何かから、具体的な助成金名を挙げての活用のコツまでを、社会保険労務士の渡邉先生にお話いただきます。
渡邉先生:助成金というものがどんなものなのか、助成金にどんな効果があるのか、助成金はどこから・・原資ですね・・助成金はどこからお金が出るのか、後は社会保険と労働保険、また 保険料の負担であったり、雇用保険というもの、雇用保険の保険料、メリット・デメリット、さらにスケジュール感、最後に具体的に使いやすい助成金等ということをお話させて頂きたいと思います。
------------------------渡邉先生:二事業分というのが助成金分になります。だから皆さん、通常の会社というのは、雇用保険に入っているイコール事業主は、会社は、助成金をもらうお金を払っているということになっていくのですね。これを具体的な金額ベースで見てみると、例えば雇用保険料、従業員が20名位いる会社、平均年収400万くらい払っているとすると給与の合計は8000万位になります。すると雇用保険料は年間72万円。大した額ではないと言えば大したことないですし、そこそこの金額といえば金額になっています。そのうち、従業員分というのは退職したら失業保険としてもらう分なので、あまり会社がどうこう言えないのですが、3/1000にあたる24万円分というのが助成金分に該当しているよという事になっているのですね。そうするとどういうことか。従業員20人位いる会社で10年程助成金をもらっていないということになると、240万くらいは助成金を払うために払っていたのに全くもらっていない・・無駄になっている。これが上限でも何でもありませんので、もっともらっている会社は、1年目、2年目からもっと有効に使っています。これは、払っていた額に応じてもらえる額が決まる訳ではないので、こういった形でもらっていないと損をしていると言っても不思議ではないようなものが助成金。
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